raspbianによるsambaインストール(ファイルサーバー構築)

sambaを使ってファイルサーバーを構築します。今までwindows serverばかり使っていたので、勉強がてらLINUXで実践してみようと思います。

[config]

raspbianをアップデート

これをしないと始まりません。不可解なエラーで悩んだ場合、大抵これをやっていないことが原因かと。

$ apt-get update

sambaをインストール

下記のコマンド実行でインストール作業は完了です。

$ apt-get install samba

 

最低限の設定でファイルサーバーの動作確認

smb.confファイルを変更して初期設定を行います。まずは、smb.confをバックアップ。

$ cp /etc/samba/smb.conf /etc/samba/smb.conf.org

※.orgはオリジナルのこと

smb.confを編集

ユーザーpiでホームディレクトリを共有する設定

#共有名
[pi]

#ユーザーpiのホームディレクトリを指定
path = /home/pi

#読み書きを許可
read only = No

#クライアントからゲスト接続を許可
guest ok = Yes

#サーバー側でファイル操作をした場合ユーザーpiで実行される
force user = pi

設定を反映させるため、sambaを再起動します。

$/etc/init.d/samba restart

これで、piという共有フォルダが公開されました。

 

それでは実際に接続して確認します。

macの場合

Findeを起動し「移動」→「サーバーへ接続」

サーバーアドレスに「smb://サーバーのipアドレス」を入力し接続

マウントするボリュームで「pi」を選択

これでpiフォルダーが閲覧できるんで読み書きを確認します。

 

windowsの場合

適当なフォルダーを開き、パス入力部に下記を入力

\\IPアドレス

接続できるとこんな感じです。

macよりもwindowsの方がわかりやすいですね。

あとは中のファイルの読み書きを確認します。

sambaとは?

ちなみにsambaとは、マイクロソフトのwindowsネットワークを構築するためのオープンソース・ソフトウェアです。

今までファイルサーバー=windows serverでしたが、今回はここまで10分程度で済みました。無料でしかも簡単に構築できるsamba、今後はこちらに乗り換えても良いかと思ってしまいます。
(以外とwindows serverはトラブルが多い。。。)

sambaにはブラウザから設定できる「SWAT」があるので、次回はそれを使って色々やってみようと思います。